一戸建て市況
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中古一戸建て市場動向●首都圏 3月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比-1.1%の4,030万円と連続で下落しました。 4,000万円台が続いており、前年同月比は高い水準を示しています。 東京都は+1.9%の6,499万円と上昇に転じました。 前年同月比では築年数が-1.8年となっていることもあり、価格は大きく上回っています。 神奈川県は-4.0%の4,236万円と連続で下落しました。 千葉県は-0.4%の2,895万円と下落に転じました。 埼玉県は+2.0%の2,941万円と反転して上昇しました。 東京都が上昇に転じましたが、神奈川県と千葉県が下落しました。 首都圏全体では僅かに築年数が若返ったものの下落が続きました。ただし、前年同月比は引き続き全都県でプラスです。 ●近畿圏 近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比で+0.9%の2,963万円と上昇に転じました。 主要府県では、大阪府が+2.9%の3,286万円と上昇に転じました。前月から築年数が1年以上若返りましたが、1月の価格は下回っています。 兵庫県は-1.7%の2,922万円と4ヵ月ぶりに下落しました。 京都府は+0.2%の3,547万円と僅かに上昇に転じました。 ●愛知県 愛知県の平均価格は-0.3%の3,164万円と下落に転じました。 平均土地面積は前月から5%以上拡大しました。 中部圏(4県)全体も-1.5%の2,636万円と下落に転じました。いずれも前年同月比では+8%台となっています。 ●宮城県・福岡県 宮城県の平均価格は+2.6%の2,743万円と、上昇に転じました。 前年同月比では築年数が大きく進んでいるものの、価格は上回っています。 福岡県の平均価格は-6.8%の2,440万円と下落に転じました。築年数が2年以上進みました。 ![]() ![]() 【3月の主要都市別・中古一戸建て価格】 東京23区は前月比-3.9%の1億719万円と連続で下落しました。 前年同月比はプラスに転じましたが、平均築年が同程度の1月の価格を下回っています。 都下は築年数が僅かに進んだものの、+10.3%の4,447万円と大きく上昇に転じました。 横浜市は-4.2%の4,729万円、川崎市は-5.1%の5,423万円といずれも連続で下落しました。 相模原市は+30.2% の3,390万円と、前月からの反動もあって大きく上昇しました。 千葉市は-6.8%の2,959万円と3ヵ月連続で下落しました。 さいたま市は+26.8%の4,794万円と前月からさらに上昇率が拡大しました。 東京23区は高価格帯エリアでの下落が影響しました。川崎市は同じ平均築年の前年10月の価格も下回っています。 大阪市は-18.0%の4,748万円と大きく下落に転じ、前年同月比もマイナスに振れました。 堺市は+13.8%の3,654万円と、大きく上昇に転じました。 神戸市は-14.5%の3,037万円と4ヵ月ぶりに下落しています。 京都市は-2.2%の4,963万円と下落が続きました。 大阪市は1月、2月に大きく進んだ築年数から若返りが見られますが、価格は下落しました。 名古屋市は+6.7%の4,222万円と連続して上昇しました。前年同月比も大きくプラスに転じました。 仙台市は-7.2%の3,030万円と連続で下落し、福岡市も-3.9%の3,834万円と下落が続きました。 いずれも築年数が2年以上進みました。 ![]() ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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新築一戸建て市場動向●首都圏 3月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比+2.2%の4,764万円と再び上昇に転じました。 都県別では東京都が+2.2%の5,823万円と上昇に転じました。 前年同月比は+5.5%と水準を落としています。 神奈川県は+2.4%の5,170万円と上昇に転じました。 千葉県は+2.6%の4,006万円と連続で上昇し、2014年4月の集計開始以降初の4,000万円台となりました。 埼玉県は+1.3%の3,843万円と上昇に転じました。 戸数は、大幅な増加が目立った前月から打って変わって全都県で減少に転じました。東京都を除いて前年同月比も引き続きマイナスを示しています。 ●近畿圏 近畿圏(2府4県)の平均価格は-1.9%の3,719万円と下落に転じました。 主要府県別では、大阪府が-3.7%の3,838万円と反転して下落しました。 兵庫県が+0.5%の3,893万円と、小幅ながら連続で上昇しました。 京都府が-4.3%の4,078万円と下落に転じましたが、4,000万円台は維持しています。 ●愛知県 愛知県の平均価格は+1.5%の3,532万円と上昇に転じたものの、前年同月比は依然としてマイナスの水準にあります。 中部圏(4県)も+1.4%の3,362万円と上昇に転じました。 2024年3月が集計開始以降最高価格であったため、前年同月比では大きくマイナスとなっています。 ●宮城県・福岡県 宮城県は+0.7%の3,713万円と連続で上昇しました。戸数は大きく減少し、前年同月比で見ても-40%近い減少です。 福岡県は-1.0%の3,716万円と3ヵ月ぶりに減少しましたが、前年同月比はプラスを維持しました。 ![]() 【3月の主要都市別・新築一戸建て価格】 東京23区は前月比-6.8%の9,152万円と連続で下落しました。戸数は大きく増加した前月から引き続き増加しました。 都下は+2.6%の5,018万円と上昇に転じました。 横浜市は+1.0%の5,826万円と3ヵ月連続で上昇しました。 川崎市は+13.1%の6,347万円と上昇に転じ、集計開始以降の最高価格となりました。 東京23区が連続して下落する一方で、都下は再び上昇に転じました。 相模原市は+8.3%の4,544万円と上昇に転じました。 千葉市は+5.1%の4,047万円と3ヵ月ぶりの上昇です。 さいたま市は+6.3%の4,497万円と上昇に転じました。 千葉市は土地面積が縮小しているものの、価格は再び4,000万円台に乗せ、前年同月比が2ケタに達しました。 大阪市は-6.9%の5,137万円と再び下落に転じました。 堺市は+15.0%の4,330万円と大きく上昇に転じ、前年同月比もプラスとなっています。 神戸市は+5.5%の4,665万円と連続で上昇しました。 京都市は-7.0%の4,749万円と下落に転じました。 神戸市は4,000万円台後半の高水準となりました。 名古屋市は-1.6%の4,082万円と連続で下落しました。 仙台市は+5.8%の4,093万円と上昇に転じ、初の4,000万円台となりました。 福岡市は-2.4%の4,300万円と下落が続きました。 仙台市が再び上昇して最高価格となりました。 ![]() ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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※このデータは2025年04月21日現在のものです。
