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主要都市圏・主要都市別新築・中古一戸建て市場動向(2025年5月)
 
 

中古一戸建て市場動向

【5月の地域別・中古一戸建て価格】
  ●首都圏
5月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比+5.0%の4,124万円と4ヵ月ぶりに上昇しました。
平均築年数が同じ前年同月と比較すると、+9.2%の水準にあります。
東京都は+12.4%の6,804万円と大きく上昇し、2014年4月の集計開始以来の最高価格となりました。
神奈川県は+5.1%の4,247万円と4ヵ月ぶりに上昇しました。
千葉県は平均築年数が2年近く進み、-4.9%の2,889万円と下落しました。
埼玉県は平均築年数が進んだものの+7.3%の3,003万円と上昇し、3,000万円台に乗せました。
5月は千葉県を除く3都県で前月から5%以上価格が上昇しました。
首都圏全体では平均築年数が進んだものの、価格は上昇する結果となりました。

●近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比+0.8%の2,966万円と上昇しました。
主要府県では、大阪府が+5.9%の3,231万円で、平均築年数が前月と同程度でありながら上昇しました。
兵庫県は+1.8%の2,873万円と3ヵ月ぶりの上昇です。
京都府は-4.2%の4,108万円と下落しましたが、4,000万円台で依然高い水準にあります。

●愛知県
愛知県の平均価格は+2.0%の3,030万円と3ヵ月ぶりに上昇しました。
前年同月比で見ると築年数が上回っているものの、価格は上昇しています。
中部圏(4県)全体では-0.1%の2,486万円と、僅かながら3ヵ月連続で下落しました。

●宮城県・福岡県
宮城県の平均価格は-4.0%の2,713万円と下落しました。
前年同月比では、築古化しているにもかかわらず価格は上回る状況が続いています。
福岡県の平均価格は+0.2%の2,500万円と連続で上昇しました。平均築年数が同じ3月の価格を上回りました。
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【5月の主要都市別・中古一戸建て価格】
  東京23区は前月比+8.2%の1億1,354万円と4ヵ月ぶりに上昇しました。
平均築年数は前月からの反動で大きく進みました。
都下は-0.8%の4,265万円と連続で下落しています。
横浜市は平均築年数が2年以上進み、-11.7%の4,778万円と大きく下落しました。
川崎市は+4.8%の5,379万円と4ヵ月ぶりに上昇しました。
築浅化と平均土地面積の拡大が、価格上昇の要因と考えられます。
相模原市は+10.8% の3,264万円と大きく上昇しました。
前年同月比で見ても2ケタの上昇となりました。
千葉市は+4.9%の3,149万円と連続で上昇しました。
さいたま市は+26.3%の4,730万円と大きく上昇しました。
平均土地面積が前月比・前年同月比ともに拡大しています。
東京23区は平均築年数が同程度の前年6月の価格も上回りました。

大阪市は+47.4%の6,713万円と大きく上昇しました。
堺市は-13.5%の2,955万円と下落が続きました。
神戸市は+2.2%の3,039万円と3ヵ月ぶりに上昇しました。
京都市は+3.4%の6,022万円と連続で上昇しました。
大阪市は土地・建物面積の広い高額物件が複数見られました。

名古屋市は-0.1%の3,833万円と僅かながら下落が続きました。
仙台市は+0.3%の3,381万円と連続で上昇しましたが、上昇率は大幅に縮小しています。
福岡市は-2.4%の4,323万円と再び下落しました。

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※東京カンテイよりデータ一部抜粋
 
 


 
 

新築一戸建て市場動向

【5月の地域別・新築一戸建て価格】
  ●首都圏
5月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比-1.4%の4,740万円と3ヵ月ぶりに下落しました。
都県別では東京都が-5.9%の5,686万円と3ヵ月ぶりの下落です。
前年同月比で2ケタ上昇していた前月から水準を大きく落とし、年初来安値を更新しました。
神奈川県は-0.8%の5,089万円と連続で下落しました。
千葉県は+1.4%の4,007万円と上昇し、再び4,000万円台に乗せました。
3月に更新した2014年4月集計開始以来の最高価格を、僅かではありますが上回っています。
埼玉県は+0.5%の3,982万円と3ヵ月連続で上昇しました。
特に東京都の下落が影響し、首都圏全体が下落したものの、前年同月比は5%台を維持しています。

●近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は-1.4%の3,733万円と下落しました。
主要府県別では、大阪府が-6.6%の3,921万円と下落し、前年同月も下回りました。
兵庫県は+2.1%の3,841万円と再び上昇しました。
神戸市は下落しましたが、伊丹市や宝塚市などの上昇が影響したと見られます。
京都府は+6.3%の4,412万円と連続で上昇しました。

●愛知県
愛知県の平均価格は+0.4%の3,563万円で3ヵ月連続の上昇となりました。
中部圏(4県)も+0.1%の3,392万円と、僅かですが3ヵ月連続で上昇しています。

●宮城県・福岡県
宮城県は-1.0%の3,709万円と4ヵ月ぶりに下落しました。前年同月比も縮小しましたが、依然として高い水準にあります。
福岡県は-2.8%の3,692万円と下落し、前年同月比でも水準を落としています。

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【5月の主要都市別・新築一戸建て価格】
  東京23区は前月比-15.8%の8,613万円と大きく下落し、再び1億円を割り込みました。
前月に集計開始以来の最高価格を更新した都下は、-3.5%の5,112万円と3ヵ月ぶりの下落です。
横浜市は+2.9%の5,791万円と上昇しました。
川崎市は+5.3%の5,869万円と上昇したものの、前年同月比は依然として下回っています。
東京23区は、前月からの反動で板橋区が大きく下落したことなどが影響しました。
相模原市は-10.7%の4,119万円と大きく下落しました。
千葉市は+1.9%の3,994万円、さいたま市は+2.3%の4,577万円といずれも上昇しています。
相模原市は3ヵ月ぶりに下落し、前年同月も下回りました。

大阪市は-2.7%の5,463万円と下落しました。
堺市は-2.3%の4,081万円と連続で下落しましたが、4,000万円台は維持しました。
神戸市は-2.8%の4,015万円と下落が続きました。
京都市は-0.3%の4,901万円と下落しました。
近畿圏主要都市は軒並み下落しました。

名古屋市は-2.5%の4,325万円と下落しましたが、前年同月比はプラスを維持しました。
仙台市は+2.5%の4,150万円と上昇し、集計開始以来の最高価格を再び更新しました。
福岡市は-0.5%の4,387万円と下落しました。
仙台市は3ヵ月連続の4,000万円台です。

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※東京カンテイよりデータ一部抜粋
 
 

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