一戸建て市況
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中古一戸建て市場動向●首都圏 6月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比-2.1%の4,039万円と再び下落しました。 小幅ながら築年数が進みました。 東京都は-5.1%の6,459万円と下落しました。大きく上昇した前月の反動もありますが、築年数は同じでも建物面積などが縮小しています。 神奈川県は築年数が1年以上進んだものの、+2.0%の4,334万円と上昇が続きました。 千葉県は+1.9%の2,943万円と2ヵ月ぶりに上昇しました。 埼玉県は平均築年数に変化はなかったものの、-5.1%の2,849万円と下落しました。 平均土地・建物面積がいずれも3%程度縮小しています。 6月は東京都と埼玉県が5%以上下落し、首都圏全体でも下落となりました。 ●近畿圏 近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比+0.5%の2,981万円と2ヵ月連続で上昇しました。 主要府県では、大阪府が+3.0%の3,328万円と2ヵ月連続で上昇しました。 前年同月比では平均築年数が1年以上若返っており、価格も比較的高い水準となっています。 兵庫県は+1.6%の2,920万円と2ヵ月連続の上昇です。 京都府は+1.4%の4,166万円と2ヵ月ぶりの上昇です。前年同月比は10%以上上回っています。 ●愛知県 愛知県の平均価格は-0.4%の3,018万円と下落しました。 築年数は2年以上若返りましたが、土地面積などが縮小しています。 中部圏(4県)全体では+1.0%の2,511万円と、4ヵ月ぶりに上昇しました。 ●宮城県・福岡県 宮城県の平均価格は-5.8%の2,555万円と2ヵ月連続で下落しました。 築年数が2年以上進み、下落率が拡大しています。 福岡県の平均価格は+0.6%の2,516万円と、築年数が前月から僅かに進んだものの3ヵ月連続で上昇しました。 ![]() ![]() 【6月の主要都市別・中古一戸建て価格】 東京23区は前月比+1.9%の1億1,571万円と2ヵ月連続で上昇しました。 都下は-0.4%の4,249万円と3ヵ月連続で下落しました。 直近では平均築年数の動きは僅かですが、価格の下落が続いています。 横浜市は+10.1%の5,261万円と大きく上昇しました。前年同月比で見ても高い水準にあります。 川崎市は-10.0%の4,841万円と再び下落し、1年ぶりの4,000万円台となりました。 相模原市は+5.5% の3,442万円と2ヵ月連続で上昇しました。 千葉市は-8.4%の2,883万円で3ヵ月ぶりの下落となりました。 さいたま市は-17.7%の3,894万円と前月からの反動で大きく下落しました。 東京23 区は平均築年数が同程度の前年4月の価格も上回りました。 大阪市は-7.2%の6,230万円と下落しました。 前月からの反動で面積や築年数に大きな変動がありました。 堺市は+1.1%の2,988万円と3ヵ月ぶりに上昇しました。 神戸市は+14.5%の3,480万円と2ヵ月連続で上昇しました。 京都市は-2.8%の5,855万円と3ヵ月ぶりに下落しました。 価格が上昇した堺市と神戸市は、面積が縮小・築浅化しています。 名古屋市は+0.3%の3,846万円と3ヵ月ぶりに上昇しました。 仙台市は-4.0%の3,247万円と下落しました。 福岡市は-3.5%の4,172万円と2ヵ月連続で下落しました。 ![]() ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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新築一戸建て市場動向●首都圏 6月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比-0.5%の4,714万円と2ヵ月連続で下落しました。 都県別では東京都が+0.9%の5,735万円と2ヵ月ぶりの上昇です。 2月の水準は上回りましたが、6,000万円には届きませんでした。 神奈川県は-0.7%の5,053万円と3ヵ月連続で下落しました。 千葉県は+3.1%の4,130万円と上昇が続き、2014年4月の集計開始以来の最高価格を再び更新しています。 埼玉県は-2.5%の3,884万円と4ヵ月ぶりに下落しました。 東京都が23区の影響により再び上昇したものの、首都圏全体を引き上げるには至りませんでした。 一方で、埼玉県を除き前年同月を上回っており、千葉県は10%を超える水準です。 ●近畿圏 近畿圏(2府4県)の平均価格は-0.5%の3,715万円と2ヵ月連続で下落しました。 主要府県別では、大阪府が+6.5%の4,175万円と2ヵ月ぶりに上昇し、前年同月も上回りました。 兵庫県は-3.4%の3,711万円と下落しました。 前月上昇した伊丹市の反動や、尼崎市、明石市の下落も影響したと考えられます。 京都府は-12.5%の3,862万円と大きく下落しました。 ●愛知県 愛知県の平均価格は-0.2%の3,557万円で4ヵ月ぶりの下落となりました。 中部圏(4県)も-1.0%の3,358万円と4ヵ月ぶりに下落しています。 また、前年同月比は愛知県ではプラスを維持しましたが、中部圏は下回りました。 ●宮城県・福岡県 宮城県は-6.1%の3,481万円と下落が続き、下落率が拡大しています。 福岡県は+1.6%の3,750万円と2ヵ月ぶりに上昇し、前年同月比も拡大しています。 ![]() 【6月の主要都市別・新築一戸建て価格】 東京23区は前月比+12.8%の9,712万円と、前月からの反動で大きく上昇しましたが、1億円には届きませんでした。 都下は、-2.7%の4,973万円と引き続きの下落で、4ヵ月ぶりに5,000万円を下回りました。 横浜市は+3.3%の5,983万円と2ヵ月連続で上昇しました。 川崎市は-7.4%の5,436万円と下落し、年初以来の安値を更新しています。 東京23区は、都心や城南エリアでの高額事例のほか、城北エリアの上昇も影響しました。 相模原市は+3.3%の4,254万円と2ヵ月ぶりに上昇しましたが、前年同月比は引き続き下回りました。 千葉市は+3.6%の4,138万円、さいたま市は+2.6%の4,695万円と、いずれも2ヵ月連続で上昇しています。 千葉市は集計開始以降の最高価格です。 大阪市は-12.4%の4,786万円と2ヵ月連続で下落しました。 堺市は+5.4%の4,301万円と3ヵ月ぶりに上昇しました。 神戸市も+3.5%の4,156万円と3ヵ月ぶりの上昇です。 京都市は-8.0%の4,508万円と下落が続きました。 神戸市は引き続き前年同月比でマイナスです。 名古屋市は-1.8%の4,247万円と2ヵ月連続で下落しましたが、前年同月は上回っています。 仙台市は-5.6%の3,917万円と下落し、4ヵ月ぶりに4,000万円を下回りました。 福岡市は-0.5%の4,366万円と2ヵ月連続で下落しました。 福岡市は前年同月比+3%台を維持しました。 ![]() ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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※このデータは2025年07月21日現在のものです。
