一戸建て市況
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中古一戸建て市場動向●首都圏 11月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比－3.1％の4,081万円と下落しました。 東京都は－2.1％の6,533万円と連続で下落しました。 前年同月比では、築古化の一方で価格は上回る状況が続いています。 神奈川県は－0.7％の4,388万円と下落しましたが、小幅ながら前年同月は上回りました。 千葉県は－3.3％の2,881万円と再び下落し、前年同月比もマイナスとなりました。 埼玉県は＋1.7％の2,970万円と築古化したものの上昇しました。 ●近畿圏 近畿圏（2府4県）の平均価格は、前月比で－5.2％の2,947万円と連続で下落しました。 主要府県では、大阪府が＋2.0％の3,514万円と上昇が続きました。 前年同月比は引き続き10％を超える水準となっています。 兵庫県は＋0.1％の2,937万円と僅かながら上昇しました。 京都府は－23.7％の3,367万円と連続で下落しました。平均土地面積の縮小などが見られ、下落率は大きく拡大しています。 ●愛知県 愛知県の平均価格は－11.6％の2,867万円と大きく下落しました。 平均築年が前月の反動もあり4年以上進んでいます。 中部圏（4県）全体で見ても－13.7％の2,371万円と下落しました。 ●宮城県・福岡県 宮城県は＋11.3％の2,893万円と連続で上昇しました。 前月比・前年同月比ともに上昇率は10％を超え、いずれも築年数が2年近く若返っています。 福岡県の平均価格は－5.8％の2,454万円と下落しました。 前年同月は引き続き下回りました。   【11月の主要都市別・中古一戸建て価格】 東京23区は前月比－0.2％の1億1,518万円と僅かながら連続で下落しました。 都下は－3.6％の4,457万円と下落しています。 横浜市は＋1.3％の5,196万円と連続で上昇しました。 川崎市は＋9.3％の5,745万円と上昇が続きました。 相模原市は－9.6％の3,243万円と再び下落し、前年同月も下回りました。 千葉市は－7.6％の3,149万円と3ヵ月ぶりに下落しました。 さいたま市は＋11.1％の4,148万円と大きく上昇しました。 東京23区は港区で高額事例。前月比で大きく築年数が進みましたが、価格の下落は僅かでした。 大阪市は＋21.8％の6,731万円と続伸しました。 堺市は＋19.8％の3,788万円と大きく上昇に転じました。 神戸市は＋10.3％の3,668万円と4ヵ月連続で上昇しました。 京都市は－28.2％の4,529万円と下落が続きました。 近畿圏主要都市は京都市を除き2ケタ上昇しました。 名古屋市は＋2.8％の3,948万円と、4ヵ月ぶりに上昇しました。 仙台市は＋11.0％の3,448万円と大きく上昇しました。 福岡市は－3.9％の4,391万円と4ヵ月ぶりに下落しました。  ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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新築一戸建て市場動向●首都圏 11月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比－1.2％の4,742万円と下落しました。 都県別では、東京都が＋2.0％の5,877万円と連続して上昇。東京23区で大きく上昇したことが影響しました。 神奈川県は－6.2％の4,987万円と4ヵ月ぶりに下落しました。 千葉県は＋0.8％の4,093万円と上昇が続きました。 埼玉県は－2.8％の3,940万円と下落しました。 神奈川県が比較的大きく下落し、戸数は増加したことで、首都圏全体では前月比マイナスを示したと考えられます。前年同月は引き続き全都県で上回っています。 ●近畿圏 近畿圏（2府4県）の平均価格は＋0.8％の3,831万円と3ヵ月連続で上昇しました。 主要府県別では大阪府が－3.9％の3,994万円と下落が続いています。4,000万円を割り込み、前年同月比もマイナスに振れました。 兵庫県は＋1.4％の3,911万円と上昇し、2014年4月の集計開始以降の最高価格となっています。神戸市と西宮市で高額事例が見られました。 京都府は＋0.5％の4,004万円と3ヵ月ぶりに上昇しました。 ●愛知県 愛知県の平均価格は＋2.2％の3,764万円と連続で上昇しました。 中部圏（4県）も＋2.0％の3,563万円と上昇が続きました。前年同月比は引き続きプラスとなっています。 ●宮城県・福岡県 宮城県の平均価格は＋6.3％の3,636万円と上昇したものの、前年同月を上回るには至りませんでした。 福岡県の平均価格は＋2.4％の3,743万円と続伸し、戸数は福岡市のほか、筑紫野市や大野城市などで増加しました。  【11月の主要都市別・新築一戸建て価格】 東京23区は前月比＋14.7％の1億373万円と、前月の反動もあり大きく上昇しました。 2024年11月は価格が連続下落していたため、前年同月比では20％を超えています。 都下は－0.7％の5,196万円と下落し、戸数は連続して10％超と大きく増加しています。 横浜市は＋1.0％の5,831万円と再び上昇しました。 川崎市は－8.0％の6,023万円と5ヵ月ぶりに下落しました。 前年同月比はプラスを維持しています。 東京23区は再び都心エリアの高額事例が価格をけん引したほか、他エリアも上昇しました。 相模原市は－11.9％の4,200万円と大きく下落しました。 千葉市は－0.4％の3,964万円、さいたま市は－5.4％の4,378万円です。 郊外都市はすべて下落しました。 大阪市は＋2.6％の5,104万円と上昇し、堺市は－7.2％の3,866万円と連続で下落しました。 神戸市は＋0.5％の4,370万円、京都市は＋12.7％の5,226万円です。 堺市は前年同月も下回りました。 名古屋市は＋3.5％の4,744万円と上昇し、集計開始以降の最高価格です。 仙台市は＋8.5％の4,100万円と上昇しました。 福岡市は＋0.4％の4,388万円で、小幅ながら連続の上昇となりました。 名古屋市は千種区の価格が上昇しました。  ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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※このデータは2025年12月15日現在のものです。
