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中古マンション市場動向【主要都市別・中古マンション価格】 2018年12月の首都圏中古マンション価格は、東京都での事例シェア拡大や周辺3県での強含みが影響し、前月比＋0.5％の3,729万円と引き続き上昇しました。都県別で見ると、東京都は－0.1％の4,940万円と僅かに弱含みましたが、神奈川県（＋0.4％、2,933万円）や埼玉県（＋0.2％、2,314万円）では前月に引き続きプラスとなりました。また、千葉県では大幅上昇となった千葉市が牽引する形で、＋1.9％の2,043万円と3ヵ月ぶりに上昇して9月に記録した直近の最高値（2,020万円）を更新しました。 近畿圏平均は前月比＋0.7％の2,268万円と引き続き上昇しました。大阪府では＋0.9％の2,467万円と6ヵ月連続プラスで、天井感が強まっていた2017年とは打って変わり、2018年は通年で再び上昇トレンドを示しました。一方、兵庫県では横ばいの1,944万円に留まりました。 中部圏平均は前月比＋1.8％の1,902万円、愛知県では＋1.4％の2,054万円と続伸しており、価格自体は前年同月に比べて概ね1割高い水準まで押しあがっています。    【12月の主要都市別・中古マンション価格】 首都圏主要都市の中古マンション価格は、東京23区で前月比＋0.4％の5,461万円と小幅ながら3ヵ月連続で上昇しました。また、横浜市（＋0.5％、3,113万円）も続伸し、平均築年数が1年以上も若返った千葉市では＋4.4％の1,844万円と大幅上昇して7ヵ月ぶりに1,800円台を回復しました。一方、さいたま市では－0.6％の2,759万円と3ヵ月ぶりに水準を下げました。 近畿圏主要都市の価格は、大阪市で前月比＋1.7％の3,168万円と6ヵ月連続で上昇しました。主に中心部における価格上昇の鮮明化によるところが大きいです。一方、神戸市では－0.8％の1,925万円と再び下落、1,900万円台に達した9月以降は一進一退を繰り返しています。 名古屋市では前月比＋0.6％の2,372万円と4ヵ月連続で上昇し、前年同月比の上昇率も再び拡大傾向を示し始めています。大阪府や名古屋市では高い賃料収入が得られる上に初期投資用の面でハードルが東京23区に比べて低いことから投資マネーの流入による価格上昇が続いており、直近にかけてもその動きに陰りは見られません。  【首都圏・近畿圏主要都市中古マンション70㎡換算価格表】  ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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新築マンション市場動向【首都圏のマンション市場動向】 12月の新規発売戸数は7,462戸で、対前年同月（6,480戸）比15.2％増、対前月（3,461戸）比115.6％増になりました。 12月の地域別発売戸数は東京都区部2,504戸（全体比33.6％、前年同月比23.2％増）、都下617戸（同8.3％、62.8％増）、神奈川県2,461戸（同33.0％、5.0％増）、埼玉県953戸（同12.8％、26.7％増）、千葉県927戸（同12.4％、4.6％減）となっています。東京都のシェアは41.8％です。 新規発売戸数に対する契約戸数は3,685戸で、月間契約率は49.4％と前月の53.9％に比べて4.5ポイントダウン、前年同月の72.5％に比べて23.1ポイントダウンとなっています。 即日完売は38戸（全体の0.5％）で、フラット35登録物件戸数は7,310戸（同98.0％）でした。 12月末現在の翌月繰越販売在庫数は9,552戸で、2018年11月末現在の6,749戸に比べて2,803戸の増加でした。2017年12月末残戸数は7,106戸でした。 【近畿圏のマンション市場動向】 12月の新規発売戸数は2,760戸で、対前年同月（2,259戸）比501戸、22.2％増、対前月（2,585戸）比175戸、6.8％増になりました。 12月の地域別発売戸数は大阪市部883戸（全体比32.0％、前年同月比23.2％減）、大阪府下581戸（同21.1％、23.4％増）、神戸市部231戸（同8.4％、11.5％減）、兵庫県下615戸（同22.3％、179.5％増）、京都市部234戸（同8.5％、212.0％増）、奈良県34戸（同1.2％、1,600.0％増）、滋賀県181戸（同6.6％、135.1％増）、和歌山県1戸（同0.04％、前年供給なし）、京都府下での発売はありませんでした。 新規発売戸数に対する契約戸数は1,989戸で、月間契約率は72.1％と前月の74.4％に比べて2.3ポイントのダウン、前年同月の74.9％に比べて2.8ポイントのダウンとなっています。 即日完売物件は28戸（全体の1.0％）、フラット35登録物件戸数は2,029戸（同73.5％）でした。 12月末現在の継続販売在庫数は2,907戸で、2018年11月末現在の2,648戸に比べて259戸の増加でした。 【首都圏・近畿圏の新築マンション価格推移表（2015年12月～2018年12月）】  ※不動産経済研究所よりデータ一部抜粋
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※このデータは2019年02月06日現在のものです。
