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中古マンション市場動向【主要都市別・中古マンション価格】 2019年3月の首都圏中古マンション価格は、前月比＋0.3％の3,737万円と僅かながら引き続き上昇し、前年同月に比べて3％程度上回る水準で推移しています。都県別で見ると、東京都では＋0.4％の4,976万円と小幅に上昇し、埼玉県では＋1.0％の2,314万円と3ヵ月ぶりのプラスに転じました。一方、神奈川県（－0.7％、2,886万円）や千葉県（－0.3％、2,041万円）では再び下落しており、神奈川県に至っては前年同月の価格水準を割り込んでいます。 近畿圏平均は前月比＋1.3％の2,297万円と上昇率が拡大し、前年同月比は＋6％台で推移しています。大阪府では大阪市や豊中市などの強含みが牽引して、＋1.5％の2,513万円と前月に引き続き上昇しました。また、兵庫県では神戸市など主要な行政区が総じて上昇したことで、＋2.5％の1,995万円と比較的大幅なプラスとなり、2,000万円の大台に迫っています。 中部圏平均は前月比－0.2％の1,931万円、愛知県では－0.3％の2,086万円と僅かに弱含みました。前年同月比は依然として大幅なプラスを示しているものの、徐々に縮小しつつあります。    【3月の主要都市別・中古マンション価格】 首都圏主要都市の中古マンション価格は、東京23区で前月比＋0.3％の5,489万円と上昇が続いたものの、その変動は小幅に留まっています。さいたま市では＋1.5％の2,787万円と前月に引き続き1％以上の上昇を示した一方で、横浜市（横ばい、3,079万円）では前月から変化がなく、依然として前年同月の水準を下回る状況が続いています。また、千葉市では築古物件からの事例がやや増えたために、－0.9％の1,878万円と反転下落しています。 近畿圏主要都市の価格は、大阪市で前月比＋1.5％の3,212万円と引き続き上昇、前年同月比も＋10％に近付いており、上昇度合いは各都市圏の主要都市の中でも際立っています。また、神戸市では価格水準が比較的高い東灘区や灘区などで事例が増えた影響もあり、＋3.1％の1,980万円と大きく上昇し、価格水準は前年同月に比べて一気に押し上がっています。 名古屋市では前月比－0.4％の2,395万円と小幅ながら引き続き下落しました。1月には価格水準が大きく上昇していたものの、それ以降は調整する動きを見せています。  【首都圏・近畿圏主要都市中古マンション70㎡換算価格表】  ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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新築マンション市場動向【首都圏のマンション市場動向】 3月の新規発売戸数は3,337戸で、対前年同月（3,617戸）比7.7％減、対前月（2,313戸）比44.3％増になりました。 3月の地域別発売戸数は東京都区部1,548戸（全体比46.4％、前年同月比2.3％増）、都下313戸（同9.4％、0.9％減）、神奈川県842戸（同25.2％、16.1％減）、埼玉県308戸（同9.2％、33.3％増）、千葉県326戸（同9.8％、41.0％減）となっています。東京都のシェアは55.8％です。 新規発売戸数に対する契約戸数は2,410戸で、月間契約率は72.2％と前月の65.6％に比べて6.7ポイントアップ、前年同月の74.7％に比べて2.5ポイントダウンとなっています。 即日完売は247戸（全体の7.4％）で、フラット35登録物件戸数は3,120戸（同93.5％）でした。 3月末現在の翌月繰越販売在庫数は8,267戸で、2019年2月末現在の8,572戸に比べて305戸の減少でした。2018年3月末残戸数は6,498戸でした。 【近畿圏のマンション市場動向】 3月の新規発売戸数は1,449戸で、対前年同月（1,745戸）比296戸、17.0％減、対前月（1,281戸）比168戸、13.1％増になりました。 3月の地域別発売戸数は大阪市部495戸（全体比34.2％、前年同月比43.8％減）、大阪府下402戸（同27.7％、2.3％増）、神戸市部275戸（同19.0％、25.6％増）、兵庫県下204戸（14.1％、213.8％増）、京都市部40戸（同2.8％、66.4％減）、奈良県12戸（同0.8％、14.3％減）、滋賀県18戸（同1.2％、56.1％減）、和歌山県3戸（同0.2％、57.1％減）、京都府下での発売はありませんでした。 新規発売戸数に対する契約戸数は1,168戸で、月間契約率は80.6％と前月の75.8％に比べて4.8ポイントのアップ、前年同月の67.3％に比べて13.3ポイントのアップとなっています。 即日完売物件は109戸（全体の7.5％）、フラット35登録物件戸数は1,148戸（同79.2％）でした。 3月末現在の継続販売在庫数は2,379戸で、2019年2月末現在の2,573戸に比べて194戸の減少でした。 【首都圏・近畿圏の新築マンション価格推移表（2016年3月～2019年3月）】  ※不動産経済研究所よりデータ一部抜粋
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※このデータは2019年05月08日現在のものです。
