マンション市況
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中古マンション市場動向【主要都市別・中古マンション価格】 2021年11月の首都圏中古マンション価格は、千葉県を除くエリアでプラスを示したことから、前月比＋1.4％の4,419万円と7ヵ月連続で上昇しました。都県別で見ると、東京都では＋1.0％の5,971万円と17ヵ月連続プラス、神奈川県（＋1.2％、3,284万円）や埼玉県（＋0.7％、2,689万円）でも上昇傾向で推移しており、いずれも前年同月比は二桁プラスを維持しています。一方、千葉県では－0.9％の2,363万円と3ヵ月ぶりに下落しており、前年同月比は＋8.4％と前述の3都県よりもやや水準が低くなっています。 近畿圏平均は主要エリアが押し上げる形で、前月比＋0.6％の2,700万円と13ヵ月連続で上昇しました。大阪府では＋0.4％の2,939万円と小幅ながら10ヵ月連続上昇で前年同月比も引き続き二桁プラス、兵庫県（＋0.5％、2,317万円）でも上昇トレンドを維持しています。 中部圏平均は前月比－0.7％の2,143万円、愛知県では－0.6％の2,270万円とやや下げましたが、9月の価格水準は上回っています。ここ3ヵ月間は上値が重くなりつつあります。    【11月の主要都市別・中古マンション価格】 首都圏主要都市の中古マンション価格は、東京23区で前月比＋0.9％の6,522万円と17ヵ月連続で上昇しました。また、横浜市（＋0.6％、3,576万円）も引き続きプラスを示したのに対して、さいたま市（－0.3％、3,267万円）では小幅ながら5ヵ月ぶりに反落、千葉市（－0.6％、2,088万円）では比較的大きく下げた前月から引き続きマイナスとなりました。都心部へのアクセスや事業集積性の規模の違いによって、千葉市とそれ以外の都市においてはトレンドや価格水準に大きな差が生じています。 近畿圏主要都市の価格は、大阪市で前月比－0.1％の3,720万円と僅かながら4ヵ月ぶりに弱含みました。一方、神戸市では＋1.1％の2,306万円と前月に引き続き1％以上のプラスとなったことで、4月に記録した直近の最高値（2,300万円）を僅かに上回っています。 名古屋市では前月比＋0.2％の2,598万円と引き続き上昇しました。前月からは僅かな上昇率に留まったものの、前年同月比は東京23区や大阪市をも上回っています。  【首都圏・近畿圏主要都市中古マンション70㎡換算価格表】  ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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新築マンション市場動向【首都圏のマンション市場動向】 ◎発売は95.4％増の5,452戸と大幅増。大規模物件がけん引。
11月の新規発売戸数は5,452戸で、対前年同月（2,790戸）比2,662戸、95.4％増、対前月（2,055戸）比3,397戸、165.3％増になりました。◎契約率は21.8Ｐアップの79.9％と8割に迫る。 ◎平均価格は3.4％上昇の6,123万円、㎡単価は3.5％下落の87.1万円。 11月の地域別発売戸数は東京23区2,096戸（全体比38.4％）、東京都下433戸（同7.9％）、神奈川県1.492戸（同27.4％）、埼玉県888戸（同16.3％）、千葉県543戸（同10.0％）となっています。東京都のシェアは46.4％です。 月間契約率は79.9％と前月の71.4％に比べて8.5ポイントアップ、前年同月比は21.8ポイントアップとなっています。 即日完売物件は661戸、フラット35登録物件戸数は5,084戸（全体の93.3％）でした。 11月末現在の販売在庫数は5,697戸で、前月末の5,376戸に比べて321戸の増加でした。2020年11月末残戸数は6,839戸でした。 【近畿圏のマンション市場動向】 ◎発売は30.4％増の2,099戸。2カ月連続で前年同月を上回る。
11月の新規発売戸数は2,099戸で、対前年同月（1,610戸）比489戸、30.4％増、対前月（1,457戸）比642戸、44.1％増になりました。◎戸当り価格、㎡単価ともに3割超の大幅上昇で1991年月以来の高水準。 ◎契約率は65.6％と低調。70％割れは4カ月連続。 11月の地域別戸数全体比は大阪市部39.1％、大阪府下22.2％、神戸市部4.6％、兵庫県下19.8％、京都市部10.5％、京都府下1.2％、奈良県0％、滋賀県2.5％、和歌山県0.1％でした。 月間契約率は65.6％と前月の57.3％に比べて8.3ポイントアップ、前年同月比は3.7ポイントダウンとなっています。 即日完売物件は3戸（全体の0.1％）、フラット35登録物件戸数は1.525戸（同72.7％）でした。 11月末現在の販売在庫数は4,064戸で、前月末の3,801戸に比べて263戸の増加でした。2020年11月末残戸数は3,229戸でした。 【首都圏.近畿圏の新築マンション価格推移表（2018年11月～2021年11月）】  ※不動産経済研究所よりデータ一部抜粋
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※このデータは2022年01月05日現在のものです。
