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新築・中古マンション市場動向(2022年4月)
 
 

中古マンション市場動向



【主要都市別・中古マンション価格】
  2022年4月の首都圏中古マンション価格は、2ヵ月ぶりに1都3県の全てでプラスとなった影響から、前月比+0.6%の4,688万円と12ヵ月連続で上昇しました。都県別で見ると、東京都では+0.3%の6,270万円と22ヵ月連続で上昇し、神奈川県(+0.2%、3,460万円)も上昇傾向を維持しました。また、埼玉県(+1.5%、2,857万円)や千葉県(+2.0%、2,463万円)では比較的大きく上昇、千葉県の前年同月比も再び10%以上のプラスを示しています。
近畿圏平均は大阪エリアの事例シェア拡大や兵庫エリアの強含みなどによって、前月比+0.4%の2,772万円と小幅ながら3ヵ月連続プラスとなりました。大阪府では-0.3%の2,992万円と3ヵ月ぶりに弱含んだことで、3,000万円の大台を割り込みました。一方、兵庫県では+0.9%の2,380万円と引き続き上昇、上昇率も拡大しています。
中部圏平均は前月比-1.4%の2,164万円、愛知県では-0.7%の2,300万円と揃って下落しましたが、依然として2月の水準を上回っています。

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【4月の主要都市別・中古マンション価格】
  首都圏主要都市の中古マンション価格は、東京23区で前月比+0.2%の6,795万円と僅かながら22ヵ月連続で上昇しました。平均築年数がやや進んだ横浜市(+0.3%、3,699万円)でも上昇傾向で推移したほか、さいたま市(+0.4%、3,521万円)も小幅ながらプラスを示しました。また、千葉市(+3.2%、2,255万円)では花見川区を除く行政区が軒並み2%台~3%台のプラスとなったことで、比較的大きく上昇しています。
近畿圏主要都市の価格は、築古事例が増加した大阪市で前月比-0.1%の3,786万円と僅かに弱含み、昨年12月以降の上昇傾向も一服となりました。一方、神戸市では+0.7%の2,372万円と前月に引き続き上昇したことで、年初来の最高値を更新しています。
名古屋市では前月比-1.3%の2,628万円と3ヵ月ぶりに下落しましたが、2月を上回る水準は維持しています。なお、前年同月比の上昇率が10%を割り込むのは昨年9月以来です。

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※東京カンテイよりデータ一部抜粋
 
 


 
 

新築マンション市場動向



【首都圏のマンション市場動向】
◎発売は16.1%増の2,426戸。東京都下以外のエリアが増加。
◎平均価格6,291万円、㎡単価93.7万円、いずれも4カ月ぶりのダウン。
◎初月契約率は79.6%、3カ月連続の70%台で需給ともに堅調。
  4月の新規発売戸数は2,426戸で、対前年同月(2,089戸)比337戸、16.1%増、対前月(2,492戸)比66戸、2.6%減になりました。
4月の地域別発売戸数は東京23区1,305戸(全体比53.8%)、東京都下69戸(同2.8%)、神奈川県492戸(同20.3%)、埼玉県207戸(同8.5%)、千葉県353戸(同14.6%)となっています。東京都のシェアは56.6%です。
月間契約率は79.6%と前月の75.2%に比べて4.4ポイントアップ、前年同月比は6.0ポイントアップとなっています。
即日完売物件は392戸、フラット35登録物件戸数は2,121戸(全体の87.4%)でした。
4月末現在の販売在庫数は5,475戸で、前月末の5,881戸に比べて406戸の減少でした。2021年4月末残戸数は7,017戸でした。


【近畿圏のマンション市場動向】
◎発売は5.0%増の1,148戸。3カ月ぶりに前年同月を上回る。
◎戸当り価格は3カ月ぶりのダウン、㎡単価は6カ月ぶりのダウン。
◎契約率は59.8%と低調。70%割れは5カ月ぶり。
  4月の新規発売戸数は1,148戸で、対前年同月(1,093戸)比55戸、5.0%増、対前月(1,267戸)比119戸、9.4%減になりました。
4月の地域別戸数全体比は大阪市部35.5%、大阪府下20.0%、神戸市部15.8%、兵庫県下6.7%、京都市部15.4%、京都府下2.1%、滋賀県4.4%、和歌山県0.2%でした。
月間契約率は59.8%と前月の72.9%に比べて13.1ポイントダウン、前年同月比は2.2ポイントダウンとなっています。
即日完売物件は13戸(全体の1.1%)、フラット35登録物件戸数は678戸(同59.1%)でした。
4月末現在の販売在庫数は3,691戸で、前月末の3,714戸に比べて23戸の減少でした。2021年4月末残戸数は3,508戸でした。

【首都圏.近畿圏の新築マンション価格推移表(2019年4月~2022年4月)】 202206_06.gif
※不動産経済研究所よりデータ一部抜粋
 
 

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