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中古マンション市場動向【主要都市別・中古マンション価格】 2022年5月の首都圏中古マンション価格は、前月比+0.2%の4,699万円と13ヵ月連続で上昇しましたが、上昇率自体は縮小しつつあり、天井感の強まりが出始めています。都県別で見ると、東京都は横ばいの6,270万円、神奈川県は-0.2%の3,452万円と揃って上昇傾向が一服しました。対照的に、埼玉県(+1.5%、2,899万円)や千葉県(+1.3%、2,494万円)では上記エリアに比べて割安感が強いことも手伝って引き続きプラスを示しており、ここ2ヵ月間における前年同月比の上昇率は東京都を上回る水準で推移しています。 近畿圏平均は主要エリアが揃って強含んだ影響で、前月比+0.5%の2,785万円と小幅ながら4ヵ月連続で上昇しました。大阪府では+0.6%の3,009万円と2ヵ月ぶりに3,000万円台を回復、兵庫県では+0.2%の2,384万円と僅かながら3ヵ月連続で上昇しました。 中部圏平均は前月比+1.6%の2,198万円、愛知県では+1.6%の2,336万円と揃って上昇したことで、年初来の最高値を更新しています。 ![]() ![]() ![]() 【5月の主要都市別・中古マンション価格】 首都圏主要都市の中古マンション価格は、東京23区で前月比+0.1%の6,799万円と僅かながら23ヵ月連続で上昇したものの、4月以降は明らかに上値が重くなってきています。横浜市(-0.1%、3,695万円)や千葉市(+0.1%、2,257万円)でも目立った動きが見られなかったのに対して、さいたま市では築古事例の増加で平均築年数がやや進んだにもかかわらず+2.0%の3,593万円と比較的大きく続伸、前年同月比の上昇率は20%にも迫る高い水準を示しています。 近畿圏主要都市の価格は、大阪市で前月比+0.3%の3,797万円と小幅に上昇、3月に記録した直近の最高値を上回りました。一方、前月に年初来の最高値を更新した神戸市では-1.1%の2,346万円と3ヵ月ぶりに下落しています。 名古屋市では前月比+1.9%の2,677万円と再び上昇したことで、3月に記録した直近の最高値を上回りました。前年同月比の上昇率も再び10%前後の高い水準に戻しています。 ![]() ![]() ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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新築マンション市場動向【首都圏のマンション市場動向】 ◎発売は4.3%減の2,466戸。東京23区と神奈川県が落ち込みました。
5月の新規発売戸数は2,466戸で、対前年同月(2,578戸)比112戸、4.3%減、対前月(2,426戸)比40戸、1.6%増になりました。◎平均価格6,088万円、㎡単価90.7万円。単価は2ヵ月連続の下落。 ◎初月契約率は70.2%、0.9Pアップして4ヵ月連続の70%台に。 5月の地域別発売戸数は東京23区824戸(全体比33.4%)、東京都下296戸(同12.0%)、神奈川県451戸(同18.3%)、埼玉県524戸(同21.2%)、千葉県371戸(同15.0%)となっています。東京都のシェアは45.4%です。 月間契約率は70.2%と前月の79.6%に比べて9.4ポイントダウン、前年同月比は0.9ポイントアップとなっています。 即日完売物件は32戸、フラット35登録物件戸数は2,317戸(全体の94.0%)でした。 5月末現在の販売在庫数は5,346戸で、前月末の5,475戸に比べて129戸の減少でした。2021年5月末残戸数は6,789戸でした。 【近畿圏のマンション市場動向】 ◎発売は4.4%増の1,379戸。2カ月連続で前年同月を上回りました。
5月の新規発売戸数は1,379戸で、対前年同月(1,321戸)比58戸、4.4%増、対前月(1,148戸)比231戸、20.1%増になりました。◎戸当り価格、㎡単価ともに2カ月ぶりのアップ。 ◎契約率は72.0%と堅調。70%超は2カ月ぶり。 5月の地域別戸数全体比は大阪市部30.7%、大阪府下28.5%、神戸市部18.3%、兵庫県下6.5%、京都市部8.8%、京都府下0.5%、奈良県3.1%、滋賀県3.3%、和歌山県0.2%でした。 月間契約率は72.0%と前月の59.8%に比べて12.2ポイントアップ、前年同月比は6.3ポイントダウンとなっています。 即日完売物件は9戸(全体の0.7%)、フラット35登録物件戸数は887戸(同64.3%)でした。 5月末現在の販売在庫数は3,609戸で、前月末の3,691戸に比べて82戸の減少でした。2021年5月末残戸数は3,438戸でした。 【首都圏.近畿圏の新築マンション価格推移表(2019年5月~2022年5月)】 ![]() ※不動産経済研究所よりデータ一部抜粋
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※このデータは2022年07月06日現在のものです。
