マンション市況
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中古マンション市場動向【主要都市別・中古マンション価格】 2022年7月の首都圏中古マンション価格は、周辺3県が牽引する形で前月比+0.5%の4,730万円と小幅ながら15ヵ月連続で上昇しました。都県別で見ると、東京都は-0.1%の6,302万円と僅かながら2020年6月以来のマイナスを示しました。一方、神奈川県(+1.4%、3,543万円)では前月に引き続き、1%以上のプラス、埼玉県(+0.3%、2,941万円)や千葉県(+2.1%、2,624万円)では上昇傾向で推移しています。 近畿圏平均は大阪エリアが押し上げる形で、前月比+1.1%の2,821万円と6ヵ月連続で上昇しました。大阪府では大阪市中心部が牽引して+2.0%の3,064万円と比較的大きく上昇、5月の水準を50万円以上も上回りました。一方、兵庫県では-0.7%の2,401万円と5ヵ月ぶりに下落しましたが、辛うじて2,400万円台を維持しました。 中部圏平均は前月比+0.9%の2,209万円、愛知県では+1.0%の2,353万円と、再び上昇したことで5月に記録した年初来の最高値を上回りました。 ![]() ![]() ![]() 【7月の主要都市別・中古マンション価格】 首都圏主要都市の中古マンション価格は、東京23区で前月比+0.1%の6,846万円と僅かながら25ヵ月連続で上昇しました。4月を境に上昇度合いは鈍化しつつあり、前年同月比の上昇率も縮小してきています。同じく、横浜市(+1.2%、3,792万円)やさいたま市(+2.4%、3,750万円)も続伸、特にさいたま市の上昇度合いは前年同月比の上昇率が2ヵ月連続で20%を超えるほど際立っています。一方、千葉市(-0.4%、2,291万円)は小幅ながら8ヵ月ぶりのマイナスを示しました。 近畿圏主要都市の価格は、大阪市で前月比+2.5%の3,903万円と比較的大幅に上昇しました。対照的に、神戸市では-0.9%の2,357万円と下落しましたが、昨年12月以来続く2,300万円台半ばの水準を維持しています。 名古屋市では前月比+1.2%の2,708万円となりました。直近にかけては上昇傾向を示すケースが減少、また連続上昇期間も短くなりつつありますが、着実に価格水準が上がってきています。 ![]() ![]() ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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新築マンション市場動向【首都圏のマンション市場動向】 ◎発売は16.2%増の2,268戸。23区、神奈川、埼玉が大幅増。
7月の新規発売戸数は2,268戸で、対前年同月(1,952戸)比316戸、16.2%増、対前月(1,917戸)比351戸、18.3%増になりました。◎平均価格6,379万円、㎡単価96.2万円といずれも下落。 ◎初月契約率は60.7%、7.6Pダウンで2カ月連続の60%台。 7月の地域別発売戸数は東京23区1,033戸(全体比45.5%)、東京都下76戸(同3.4%)、神奈川県577戸(同25.4%)、埼玉県410戸(同18.1%)、千葉県172戸(同7.6%)となっています。東京都のシェアは48.9%です。 月間契約率は60.7%と前月の67.7%に比べて7.0ポイントダウン、前年同月比は7.6ポイントダウンとなっています。 即日完売物件は13戸、フラット35登録物件戸数は2,098戸(全体の92.5%)でした。 7月末現在の販売在庫数は5,126戸で、前月末の5,072戸に比べて54戸の増加でした。2021年7月末残戸数は6,087戸でした。 【近畿圏のマンション市場動向】 ◎発売は29.5%減の1,374戸。2カ月連続で前年同月を下回りました。
7月の新規発売戸数は1,374戸で、対前年同月(1,950戸)比576戸、29.5%減、対前月(1,261戸)比113戸、9.0%増になりました。◎平均価格、㎡単価ともに2ケタ上昇。 ◎契約率は65.8%と低調。70%割れは3カ月ぶり。 7月の地域別戸数全体比は大阪市部29.2%、大阪府下30.7%、神戸市部4.3%、兵庫県下10.5%、京都市部13.2%、京都府下4.7%、奈良県0.1%、滋賀県6.2%、和歌山県1.0%でした。 月間契約率は65.8%と前月の70.3%に比べて4.5ポイントダウン、前年同月比は7.6ポイントダウンとなっています。 即日完売物件は39戸(全体の2.8%)、フラット35登録物件戸数は922戸(同67.1%)でした。 7月末現在の販売在庫数は3,595戸で、前月末の3,583戸に比べて12戸の増加でした。2021年7月末残戸数は3,634戸でした。 【首都圏.近畿圏の新築マンション価格推移表(2019年7月~2022年7月)】 ![]() ※不動産経済研究所よりデータ一部抜粋
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※このデータは2022年09月07日現在のものです。
