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新築・中古マンション市場動向(2023年8月)
 
 

中古マンション市場動向



【三大都市圏・都府県別・中古マンション価格】
  2023年8月の首都圏中古マンション価格は、東京都の事例シェア縮小や全ての都県で下落したことにより、前月比-0.6%の4,777万円と6ヵ月連続のマイナスを示しました。都県別で見ると、東京都は-0.5%の6,376万円と小幅ながら4ヵ月連続で下落し、前年同月からの上昇率は1%台を割り込みました。首都圏全体で築浅事例の減少に伴って平均築年数がやや進行している影響もあり、埼玉県(-0.4%、3,013万円)や千葉県(-1.1%、2,774万円)でも引き続き下落、神奈川県(-0.8%、3,659万円)は年初と同水準まで下げています。

近畿圏平均は前月比-0.1%の2,901万円と、引き続き目立った動きが見られない。大阪府では-0.1%の3,085万円と僅かながら4ヵ月連続で下落、前年同月比は2015年2月以来のマイナスに転じました。また、兵庫県では-0.5%の2,539万円と4ヵ月ぶりに反落しています。

中部圏平均は前月+0.1%の2,255万円、愛知県では-0.1%の2,399万円と僅かな動きに留まっており、依然として年初来の低い水準であることに変わりはありません。

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【8月の主要都市別・中古マンション価格】
  首都圏主要都市の中古マンション価格は、東京23区で前月比-0.1%の7,030万円と僅かながら3ヵ月連続のマイナス、横浜市(-1.4%、3,792万円)や千葉市(-1.5%、2,469万円)でも平均築年数がやや進んだ影響もあり、いずれも下落しています。また、さいたま市では平均築年数がやや若返ったものの、-0.5%の3,862万円と3ヵ月ぶりに下落しました。

近畿圏主要都市の価格は、大阪市で前月比-0.5%の3,867万円と小幅ながら4ヵ月連続で下落しました。なお、前年同月比も引き続きマイナスを示しており、その度合いは拡大しています。また、神戸市では-1.5%の2,657万円と6ヵ月ぶりに下落しました。前年同月に比べて平均築年数が1年近く若返っていることもあり、上昇率は依然として10%以上を保っています。

名古屋市では前月比-0.1%の2,782万円と僅かながら引き続き下落しました。前年同月に比べると平均築年数は大差なく、正味トレンド自体に天井感が強まっていると見られます。

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※東京カンテイよりデータ一部抜粋
 
 


 
 

新築マンション市場動向



【首都圏のマンション市場動向】
◎発売は26.4%増の1,469戸と2カ月連続の増加。東京23区は73.7%増。
◎平均価格7,195万円、㎡単価114.9万円。いずれも前年同月比6カ月連続アップ。
◎初月契約率は68.6%。6.6ポイントアップも2カ月ぶりの60%台。
  8月の新規発売戸数は1,469戸で、対前年同月(1,162戸)比307戸、26.4%増、対前月(2,591戸)比1,122戸、43.3%減になりました。
東京23区858戸(シェア58.4%)、東京都下75戸(同5.1%)、神奈川県315戸(同21.4%)、埼玉県 118戸(同8.0%)、千葉県103戸(同7.0%)。東京都のシェアは63.5%です。
初月契約率は68.6%と前年同月の62.0%に比べて6.6ポイントアップ、前月比では6.2ポイントダウンとなっています。
即日完売物件は3物件26戸、フラット35登録物件戸数は1,347戸(全体の91.7%)でした。
8月末現在の販売在庫数は4,712戸で、前月末の4,850戸に比べて138戸の減少でした。2022年8月末残戸数は4,762戸でした。


【近畿圏のマンション市場動向】
◎発売は17.1%減の878戸。2カ月連続で前年同月を下回る。
◎前年同月比で戸当り価格は2カ月連続のアップ、㎡単価は3カ月ぶりのダウン。
◎契約率は78.2%と好調。在庫の圧縮も進む。
  8月の新規発売戸数は878戸で、対前年同月(1,059戸)比181戸、39.1%減、対前月((837戸)比41戸、4.9%増になりました。
8月の地域別戸数全体比は大阪市部36.9%、大阪府下33.5%、神戸市部2.3%、兵庫県下8.5%、京都市部15.3%、京都府下0.5%、奈良県0.9%、滋賀県1.7%、和歌山県0.5%でした。
月間契約率は78.2%と前月の66.7%に比べて11.5ポイントアップ、前年同月比は1.2ポイントアップとなっています。
即日完売物件は6物件140戸、フラット35登録物件戸数は587戸(同66.9%)でした。
8月末現在の販売在庫数は2,887戸で、前月末の3,041戸に比べて154戸の減少でした。2022年8月末残戸数は3,427戸でした。

【首都圏・近畿圏の新築マンション価格推移表(2020年4月~2023年8月)】 202310_06.webp
※不動産経済研究所よりデータ一部抜粋
 
 

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