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中古マンション市場動向【三大都市圏・主要都市別・中古マンション価格】 2024年10月の首都圏中古マンション価格は、独歩高の東京都が圏域平均を押し上げる形となり、前月比＋1.1％の4,864万円と3カ月連続のプラスを示しました。都県別で見ると、東京都では＋2.9％の7,170万円と6カ月連続で上昇しましたが、その力強さは都下まで波及していません。 一方、埼玉県（－0.9％、2,886万円）は前月に引き続き下落、神奈川県（－0.3％、3,644万円）や千葉県（－0.6％、2,696万円）も揃ってマイナスを示しています。 近畿圏平均は大阪エリアの強含みなどの影響もあり、前月比＋0.6％の2,901万円と5カ月連続で上昇しました。大阪府では＋1.5％の3,197万円と7カ月連続のプラスを示し、6月にプラスに転じた前年同月比は＋4％台まで拡大してきています。一方、兵庫県では－0.4％の2,458万円と小幅ながら2カ月ぶりに下落しました。 中部圏平均は前月比＋0.5％の2,268万円、愛知県では＋0.5％の2,399万円と揃って上昇しました。なお、愛知県で前年同月比がプラスとなったのは2023年9月以来です。    【10月の主要都市別・中古マンション価格】 首都圏主要都市の中古マンション価格は、東京23区で前月比＋3.2％の8,309万円と6カ月連続で上昇し、8月以降は比較的高い上昇率を示し続けています。最も価格水準が高い都心部が牽引する状況に変わりはありませんが、直近にかけては都心部の周辺エリアでも上昇度合いが強まる動きが増え始めています。一方、横浜市（－0.8％、3,822万円）では前月に引き続き下落、さいたま市（－1.1％、3,606万円）や千葉市（－1.0％、2,549万円）でも水準を下げる結果となりました。 近畿圏主要都市の価格は、大阪市で前月比＋1.8％の4,258万円と再びプラスとなり、前年同月比の上昇率は＋10.1％と二桁に達しています。一方、神戸市では－0.2％の2,609万円と僅かながら2カ月ぶりに下落しましたが、8月の水準は上回ったままです。 名古屋市では前月比＋0.9％の2,818万円と引き続き上昇しました。前年同月比もプラスとなってはいますが、二桁以上を示す東京23区や大阪市と比べると低い水準に留まっています。   ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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新築マンション市場動向【首都圏のマンション市場動向】 ◎発売は23.4％増の1,833戸と7カ月ぶりに増加。23区などが大幅増。
10月の新規発売戸数は1,833戸で、対前年同月(1,486戸)比347戸、23.4％増、対前月(1,830戸)比3戸、0.2％増になりました。◎平均価格9,239万円、㎡単価137.9万円。ともに3カ月連続の二ケタUP。 ◎初月契約率は83.3％、2015年11月以来の80％台に。 10月の地域別発売戸数の全体比は東京23区816戸（シェア44.5%）、東京都下53戸（同2.9%）、神奈川県436戸（同23.8%）、埼玉県100戸（同5.5％）、千葉県428戸（同23.3％）。東京都のシェアは47.4%です。 初月契約率は83.3%と前年同月比22.4ポイントアップ、前月比では17.8ポイントアップとなっています。 即日完売物件は1物件266戸、フラット35登録物件戸数は1,734戸(全体の94.6%)でした。 10月末時点の販売在庫数は4,829戸で、前月末の5,025戸に比べて196戸の減少でした。2023年10月末の残戸数は4,756戸でした。 【近畿圏のマンション市場動向】 ◎発売は10.5％減の1,157戸。3カ月連続で前年同月を下回る。
10月の新規発売戸数は1,157戸で、対前年同月(1,293戸)比136戸、10.5%減、対前月(1,280戸)比123戸、9.6%減になりました。◎㎡単価は2ケタ上昇。上昇は3カ月連続。 ◎契約率は71.4％と好調、5カ月連続の70％超。 10月の地域別発売戸数の全体比は大阪市部38.9%、大阪府下13.2%、神戸市部31.2%、兵庫県下4.2%、京都市部10.5%、京都府下0.4%、 奈良県0.1%、滋賀県1.5%でした。 初月契約率は71.4%と前年同月比6.6ポイントダウン、前月比では9.4ポイントダウンとなっています。 即日完売物件は2物件3戸、フラット35登録物件戸数は421戸(全体の36.4%)でした。 10月末時点の販売在庫数は2,420戸で、前月末の2,367戸に比べて53戸の増加でした。2023年10月末の残戸数は2,666戸でした。 【首都圏・近畿圏の新築マンション価格推移表（2021年10月～2024年10月）】  ※不動産経済研究所よりデータ一部抜粋
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※このデータは2024年12月09日現在のものです。
